測定:無
単体:スマホでの接続機器ON/OFF・Wi-Fi経由での遠隔操作・スケジュール動作等
(Amazon alexa / Google home 等の音声操作にも対応)
連携:Tapo(スマホのアプリ)対応製品のみ
当ブログでも何度か登場している TP-LINK Technologies Co., Ltd.(普联技术有限公司(中国))の製品です。
機能的には こちら で紹介したHS105と同じで、電気製品とコンセントの間に取付けてWi-Fi経由でON/OFFを可能にします。
スペックは以下の通りです。
・範囲:100~125V/1,000W以下
・環境:0~40℃ / 10~90%(結露してない事)
HS105は範囲が100V/1,400W以下で日本専用モデルだったようですが、この製品はコンセント形状が同じで電圧の異なる海外(110V:中国等・120V:ベトナム等)と共通仕様だと思われます。
接続できる機器が1,000W以下になっていますが、遠隔でON/OFFしたい製品で1.000W以上の製品はあまりない気がします。
この製品もHS105とプラグ形状が同じです。
日本ではあまり見られないですが、プラグの幅が左右で異なります。
左:約6.2mm(日本ではこれが一般的)
右:約8.0mm
壁面のコンセントなら基本的には問題ないと思いますが、電源タップや延長コードを介して使用する場合は挿入できない可能性があるので事前に確認が必要です。
注:確認する際は感電しないよう通電してない状態で行ってください!
なお、Amazonのレビューで「日本で売るのに左右非対称で使えない製品だ」「不良品だ」みたいなコメントを見かけますが、勘違いです。
左右非対称プラグは日本の正規の規格です・・・が、電気機器のプラグは左右対称がほとんどだし、向きに関係なく動くので誰も気にしてないだけです。
壁のコンセントは基本的に左右非対称になっていると思いますし、実際は向きがあります。
まぁ商品説明に明示してないのは不親切だと思いますが。
登録はスマホのアプリ(Tapo)から行います。
対応製品が画像付きの知覧になっているので非常に分かり易いです。
スマホからのON/OFF以外にスケジュールにも色々な機能があります。
スケジュール設定で自動的にON/OFFさせる事ができます。
お出かけモードは設定時間内にランダムON/OFFで留守だとわからなくします。
スマートアクションは他のTP-LINK社製対応機器との連携による自動化です。
但し、TP-LINK社製なら何でもというわけではなくこのアプリ(Tapo)に対応している必要がありますが、(投稿時点で)カメラ・プラグ・LED電球しかありません。
しかも、TP-LINKには同種のアプリが複数あり相互互換性がありません。
例えば、HS105は対応するアプリが別(kasa)なのでスマートアクションで連携できません。
複数の機器を同時にON/OFFするだけならAmazon alexaやGoogle homeを使えば対応製品はメーカー関係なくグループ化できるので、スマートアクションの使い道はない気がします。
前後しますが、ここからは本体のご紹介です。
この製品の特長として、通信規格はWi-Fi(IEEE802.11b/g/n)に対応していますが、初期設定のみBluetooth4.2で接続します。
この製品に限らずWi-Fiのみで初期設定するタイプは手順が複雑ですが、Bluetooth接続だとスマホにイヤホンをペアリングする感覚で簡単に初期設定できるので非常に便利です。
なお、初期設定以外でBluetooth接続は使えません。
MODEL NO. Tapo P105(1-pack)(JP)Ver1.0
仕様は共通ですが言語や規制(技適等)が国によって異なるので(JP)で分けているようです。
内容物は本体、説明書です。
本体は傷防止の透明プラスチック板で覆われていました。
サイズは60mm×38mmの長方形ですが角に丸みがあります。
質量は50.8g(実測値)です。
奥行は33mmで、側面の押しボタンでON/OFFも可能です。
長方形ではなく斜めに傾斜したデザインです。
両側が大きくカーブしたデザインです。
単体で見ると可愛らしくお洒落と言えなくもないですが、何故こうなった・・・というのが正直な印象です。
壁のコンセントに挿しっぱなしで使用する事を考えると何かが当たって外れ易いデザインなのでメリットがないのですが、海外のコンセントは両側に突起物でもあるのでしょうか?
通信は以下の規格に対応しています。
・Wi-Fi(2.4GHz) IEEE802.11b/g/n
技適(日本):201-200278
ん?・・・調べてみたのですがこの番号で技適の認証記録が見つかりません。
TP-LINKが認証を受けた352件(投稿時点)を確認しましたがこの番号もP105も見当たりません。
TP-LINKは全て製品名で自社取得しているのでこの製品だけチップメーカーという可能性も低いと思います。
2020年09月10日に発売されているので総務省HPへの反映が間に合ってないという事も考え難いのですが・・・
地味にうれしい点としてMACアドレスが印字されています。
Wi-FiをMACアドレスフィルタリングで運用している場合、先にMACアドレスを登録しないと接続できないので印字してあると作業が楽です。
機能的には接続した電気機器をON/OFFするだけですが、使い方の工夫次第で色々とできそうな製品です。
ただ、連携できる製品の中にセンサー系がないので「人を検出してON」「暗くなったらON」等の自動化は(現時点では)難しいです。
なお、勝手にON/OFFしたら危ない機器への使用は避ける事をお勧めします。
この製品に限った話ではなく、スマートホーム関係の機器に絶対はありませんので常に誤動作した場合どうなるか使用前に考える事が大切です。
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