スマート調光ランプ TP-LINK Tapo L510E(Ver1.0)

2022/02/11

TP-Link ライト 測定<消費電力>

t f B! P L

測定:消費電力量(kwh)・稼働時間 ※今日・過去7日・過去30日のみ
単体:LED電球(一体型)のON/OFF・Wi-Fi経由での遠隔操作・スケジュール動作等
   (Amazon alexa / Google home 等の音声操作にも対応)
連携:同社対応機器間でのグループ化

ミニ スマート Wi-Fiプラグ TP-LINK Kasa HS105 と同じ TP-LINK Technologies Co., Ltd.(普联技术有限公司(中国))の製品です。

機能としては HS105 に調光機能付きLED電球をプラスしたイメージです。
スペックは以下の通りです。
 ・電源:AC100V(消費電力:9W(Max))
 ・口金:E26
 ・光速:800ml(配光:220°)
 ・演色:≧80(色温度:2,700K・電球色)
 ・寿命:25,000h ※3h/日×22.8年(Ver1.0)
 ・環境:0~40℃ / 10~90%(結露してない事)  注:密閉器具非対応

※この製品自体の消費電力と温度を測定しているので興味のある方は こちら からどうぞ。

登録はスマホのアプリ(Tapo)から行います。

登録するとこんな感じになります。
スマホからのON/OFF以外に以下の機能があります。
 ・調光(5%・25%・50%・75%・100%)
 ・スケジュール
 ・タイマー
 ・お出かけ(設定時間範囲内でランダムにON/OFFし留守をカモフラージュする)

調光時の消費電力はこんな感じです(アプリでは測定できません)。

スケジュールはON/OFF時間と明るさが指定できるので常夜灯のように夜間だけ点灯したい場合に便利です。



稼働時間や消費電力量(消費電力は見る事ができません)を確認する事ができます。

コントロール権限を共有できるので同居する家族が操作する事もできます。

アクションはトリガーによる自動化や1クリックで複数の機器を連携させる機能です。
但し、TP-LINK社製なら何でもというわけではなくこのアプリに対応している必要があります(TP-LINKは同種のアプリが複数あり相互互換性がありません)。
例えば、ミニ スマート Wi-Fiプラグ TP-LINK Kasa HS105 は対応するアプリが別なのでスマートアクションで連携できません。
Amazon alexa や Google home のグループ化は対応機器ならメーカー関係なくまとめる事ができるので、正直なところあまり活躍の場はないと思います。


前後しますが、ここからは本体のご紹介です。





全長114mm・外形60mmで白熱電球より10mm程度長いだけです。
質量は74g(実測値で75g)です。
調光対応と表示がありますが、調光できるという意味で調光器具には非対応です。

通信は以下の規格に対応しています。
 ・Wi-Fi(2.4GHz) IEEE802.11b/g/n

技適(日本):215-JCD006

「Tapo L530E」「Tapo L510E」で2020年10月27日に認証を受けています。


調光できるLED電球にスケジュールON/OFF等の豊富な機能、コントロール権限の共有まで備えた完成度の高い製品です。
白熱電球・電球型蛍光灯・(一般的な)LED電球から置換えるだけで様々な機能を付加する事ができる点が魅力的です。

なお、同じ型名でVerの異なる製品が存在しています。
投稿時点ではHPに Ver1.0 / Ver1.2 / Ver2.0 が掲載されていますが、Ver1.0以外は日本で発売されてないようです。

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